そこまで長くは続いていない。
2019年までは我々が2連勝でリードしていたが、そこから劣勢になり始めた。
コロナ禍が始まって以来、3-0で二連続で負けたというだけで、それ以前は似たようなものだった。
南アフリカ大会から。
日本は得点力が常に不足していたが、全体的なパフォーマンスでは10年前ぐらい。
その間は何とかパク・チソンで堪えていたけど、パク・チソンが引退した後からは完全に押されるようになった。
パク・チソンがいる間は我が国が優勢。
南アフリカ大会が終わって、パク・チソンが引退してからは押されるようになった。
2011年のアジアカップ以降だと思う。
既に著名な解説委員も2010年から日本がアジア最強だと言っていた。
我々だけが、自分達がアジア最強だと勘違いしていると言っていた。
それからずっと格差が広がり続けている。
2010年からは明らかに押されるようになった。
累積キャリアでも抜かされて、ロシアワールドカップの16強進出によって、日本がアジア勢の中でワールドカップ決勝トーナメント最多進出チームとなった。
今回のワールドカップ16強進出によって、日本サッカーがアジア最強であることも確認された。
2011年からです。
2011年のアジアカップでパク・チソンの引退試合が行われて、日本と韓国のベストチームが準決勝で対決した。
2-2の同点でPK戦に敗れた結果、決勝には進出できなかった。
ここでは対等だった。
2014年のブラ時ワールドカップぐらいまでは対等の状態が続いたけど、その後から我々が少しずつ押され始めたように見える。
ワールドカップだけで言えば、2010年大会からだと考えるべき。
同じ16強進出だけど、その時もPK戦まで粘って負けてた。
グループリーグでの勝ち点と得失点差でも日本が上回ってた。
2011年のアジアカップでも負けてた。
多くの人間が2002年のW杯の栄光と共に生きているけど、あれはヒディンクの短期の個人指導が成功しただけで、サッカーという競技の中にある多くの変数が、我が国によく傾いていた大会だった。
実際に、あれ以降同じ成績を形として得ることが出来ていない。
一方、日本は18年の16強進出においてコロンビアに勝利するという大金星もあったし、今回の大会ではドイツとスペインが油断したり、グループ1位通過に対する熱意が大きくなかったとしても、その二か国を相手に勝利したのだから、その部分は認めざるを得ない。
2011年からずっとだよ。