韓国のコミュニティサイトより「日本の90年代初頭とまったく同じという韓国の近況.jpg」というスレの反応を翻訳して紹介します。
日本の90年代初頭とまったく同じという韓国の近況.jpg
潜在成長率
日本 1990～1996年：2%
韓国 2024年：2.8%
一人当たりGDP（ドル）
日本 1992年：31,992
韓国 2023年：33,121
GDPに占める製造業比率
日本 1990年：26%
韓国 2023年：26.5%
国家競争力順位
日本 1991年：1位
韓国 2024年：20位
65歳以上人口比率
日本 1990年：12%
韓国 2024年：19.2%
総人口増加率
日本 1990年：-0.041%
韓国 2024年：-0.091%
生産可能人口比率のピーク
日本 1993年：69.8%
韓国 2016年：73.4%
老年扶養比（生産可能人口100人当たりの65歳以上人口比率）
日本 1990年：17.8%
韓国 2024年：27.7%
合計特殊出生率
日本 1990年：1.54人
韓国 2023年：0.72人
本格的な財政収支赤字の開始時期
日本 1991年
韓国 2020年
国民負担率（税金、国民年金、健康保険料などがGDPに占める割合）
日本 1991年：31.3%
韓国 2022年：32%
GDPに対する民間負債比率
日本 1994年：214.2%（ピーク）
韓国 2023年：204.2%
これ以降、日本の不動産はバブルがはじけて、
不動産価格が20年間で最高値の3分の1にまで下がった。
問題は、今の韓国の出生率が当時の日本の出生率の半分だということ。
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韓国の反応
日本がそうだったように。
東京の中心部だって半値になってしまった。
その後30年かけて最近ようやく回復した。
ほとんどの点で似てる。
細かく見ると数字的には似てるけど、一番重要だったのは、事業の競争力で利益を出す構造より、不動産の値上がり益を追求する方が得だって判断して、企業が本業そっちのけで不動産投資に走った歪な構造がバブル崩壊と連鎖倒産の原因になったっぽい。
韓国の不動産は当時の日本の不動産よりも収入に対して高くてバブルも多い。
めちゃくちゃ景気が良くてお金を湯水のように使ってたバブル時代と、今の韓国が似てるなんて言ったら誰が納得するんだ？
30年間、与党も野党も高齢者向けの政治しかやらなかったから悪循環の繰り返しなんだよ。
それは無理があるだろ。
長期不況の原因はバブル崩壊だよ。
これは絶対に俺が正しいから議論の余地もない。
不動産バブルは崩壊するかもしれないけど、経済全体が一気に崩れる感じではないと思う。
特に為替の問題では、当時の日本は為替バブルが弾けて全体的に停滞期に入り、不動産バブルが崩壊して金融危機まで発生し、複合的な停滞が起きた。
でも韓国の場合、当時ほど金融が揺れる構造ではないし、急激な為替変動によるショックが来る状況でもない。
PIRは収入比の不動産価格を指す。今の韓国はPIRが15くらいで、世界で一番高い。不動産が他国に比べて高くて、その分バブルも大きいってことだ。
ちなみに、バブル時期の日本の不動産PIRは12〜13倍くらいで、韓国より高くなかった。
それに当時の日本の出生率は韓国の2倍だった。
円高が進んで急激な借り入れをした企業の不動産投資が一気に進み、不動産規制で企業が崩れ始め、それが金融業界に波及して金融業界が資金を締め付け、他の企業も連鎖的に影響を受ける典型的なドミノ現象だったと思う。
だから日本の不動産バブルと韓国の不動産バブルの違いを説明するとき、一番大きな違いは企業が主導したかどうかだと言われてたと思う。