ただの文化の違いじゃないの?
昔、日本の家屋は「囲炉裏」を中心に家族が集まって、寒さを凌いでいた。
その囲炉裏が発展したものがコタツなんだろう。
我が国で1年間で凍死する人数は10人前後。
そのうち半分がお酒を飲んで路上で眠ってしまった人。
逆に日本で1年に凍死する人数は1000人。
そのうち70%が屋内で凍死するという・・・。
地震が起きた場合、ボイラーが全て爆発してしまうからだと思う。
日本は冬にそこまで寒くならないし、夏の暑さを凌ぐために冷房中心の文化だからだろう。
冬はそのコタツ程度の暖房器具で充分ということ。
地震が多くて、建物の施工費のほとんどを耐震設計・設備に費やしているらしい。
だから断熱など、他の部分の費用を減らすため、部屋が寒く、我が国のように床暖房の文化がない。
実は韓国にもコタツが売られているという事実にもっと驚く。
民営化によって電気料金が高過ぎて家全体を暖められない。
だからコタツなどを使って寒さを凌いでいる。
驚くべきなのは、日本の住宅はほとんどが木造住宅だというのに、一切断熱されていないことだ。
これがどれほど深刻な水準なのかといえば、我が国の断熱施工技術の20年前の基準にも達していない。
だから日本の住宅は寒くて当然。
それで充分だからでは?
何を心配しているのか分からないし、大袈裟だと思う。
電気料金が高価で庶民が貧しいということもある。
庶民の生活水準なら我が国の方が高い。
そもそも、我が国のように床暖房が当たり前になっている国の方が珍しい。
世界のどこを探しても存在しないと思う。
世界的に見れば我々の暖房文化の方が理解できない人が多い。
普通、家は自分の国の気候に合わせて変化していくものでは?
なぜあんなに欠点だらけなのか不思議だ。
それぞれの国にそれぞれの文化がある。
いちいちそれを理解するとか理解しないとか、文句を言う必要があるだろうか?
日本は国がお金持ちだけど、庶民は貧しい国なので・・・。