読み書きはあくまで補助だから、漢字を使うのは単純に読み書きする時の利便性を上げるため。
会話などのやり取りは無関係。
そもそも今では読み書きが当たり前だけど、読み書きが出来なくても日本語を使って会話していた。
個人的には漢字が無いと文字数が増えて不便だからだと思う。
昔のファミコン時代のゲームなんかは、容量上の理由で漢字を使えなかった作品に関しては、スペースを入れるなどして読みやすくしようと努力していた。
しかし、やはり漢字が使えないとかなり読み辛かった。
そう考えるとハングルは凄い便利だから、世界中がハングルを使う日が来るかもしれない。
現代のデジタル社会に本当にぴったりの言語だ。
漢字を使わないとかなり読み辛くなるからだろう。
実際、文章を全てひらがなで書くと日本人も可読性が低過ぎてかなり混乱するようだ。
「愛」という漢字だけで、あい、いとしい、うい、おしむ、かなしい、めでる、などの読み方がある。
漢字を使わないと、とにかくどこで単語が区切られるのか全然分からない。
句読点もあるけど、やはりひらがなだけで文章を構成すると本当に読みづらくなる。
日本に住んで改めてハングルの偉大さを思い知らされた。
漢字があると、色んな読み方があってそれはそれで問題が生まれる。
おかげで外国人の日本語への参入障壁を高めてしまった。
自分もある程度漢字を学んだ世代だけど、それでも文章を読もうとして漢字だらけだったらうんざりする。
実際、中国人が日本語を、日本人が中国語を学ぶよりも、韓国語を学ぶ方がより簡単なのでは?
日本も面倒臭いひらがなカタカナ漢字など使わずにハングルを使えばいいのに。