単純に人口で考えるのであれば、朝鮮初期の頃で逆転されていたと思う。
朝鮮初期vs戦国時代で比較すると、人口や軍事力では日本が上だったかもしれないが、どちらが豊かだったかと言われれば朝鮮だった。
人口はモンゴルの高麗侵攻～倭寇の侵入を経て逆転された。
総合的には戦国時代を経て覆されて、安土桃山時代には明らかに逆転されていた。
まずは基準がどこにあるのかを先に定めるべきだろう。
現代の国家総GDP、その国の潜在能力に該当する人口数、人口の大部分を占める農民の平均的生活水準、それとも有事の際に動員可能な常備軍などの軍事力的数字なのか・・・。
人口規模では高麗-鎌倉の時期に既に互角だったか逆転されていた。
質的な面では江戸時代に逆転された。
江戸時代。
数値ごとに逆転された時期が異なると思う。
生産力では高麗-鎌倉
軍事力では高麗末期から朝鮮初期
総合力では日本の安土桃山から江戸にかけて
このような比較が無意味だというのも、政治体制から経済力、軍事力、人口、社会、文化水準まで、かなり多くの部分で様々な違いがあるから。
早めに開港していたのは大きい。
1400年代を見ると、当時の朝鮮と日本では、天文学、活字、機械式時計、火薬武器、速力など、技術・学問のレベルが物凄く大きかったと言われている。
普通に総合的に考えると、高麗末期から朝鮮初期にかけて逆転されたという意見をたくさん聞くけど？
江戸時代の前は似たようなものだったけど、江戸時代に入ってから格差が広がった。
モンゴルの侵攻の時に高麗は焦土化してしまって、結局二度と立ち直ることができなかった。
その時点で日本と生産力の差は巨大だった。
統一新羅時代（668年-900年）には逆転されてた。